写真はメガネ好きのサコさん© 2018 sambo space inc.
（僕）-いつも面白い眼鏡ですね-
（サコさん）これ、
イチヤマっていって鼻あてがないタイプの眼鏡なんですが
鼻あてがないぶん、長時間掛けていると、ちょいちょいズレて鼻に赤いラインが付く、というデメリットがありまして（笑）
でもそういった我慢もひっくるめて、
丸メガネは
鼻あてがあるよりもイチヤマが好みなんです^^
（僕）-なるほど（笑） ちなみに普段はどこのメガネ屋さんで買うんですか？-
（サコさん）この眼鏡って鹿児島市内の老舗のメガネ屋さんで買ったんですけど、
通常より長い間在庫で眠っていて。
なんでかっていうと、
まさにこの鼻にかける部分がですね、
当初アホみたいにひょこっと出ていて、
その分、かけた時も、メガネ自体が若干前に出るわけですよ。
それをご主人と一緒に
「ダサいですよね（笑）」
って言って。
で、ご主人が
「これ、ちょっと安くするから短く切って溶接しようか」
って言って^^
僕、そういう実験的なの大好きだし、
そもそも、このメガネ自体、雰囲気はすごい気に入ってたので、
すぐにお願いしてもらったんです。
それで5mmぐらいですかね、短くしてもらって。
今の掛け具合になる、っていう感じなんですけど。
（僕）-それって嬉しいですね、特にサコさんみたいな変わり者だと、もう、そのプロセスが（笑）–
（サコさん）うん、嬉しかったですね。
（僕）-ご主人は、サコさんのモノ好き（実験的な楽しみとか）な感じをわかってて提案されたのかな？-
（サコさん）うん、、、
ま僕もそちらでは３本目だったので、顔見知り的な部分は多少あったとはおもうんですけど、
それよりも、
そもそもご主人が
元々
そういったことがお嫌いじゃないかたなので、
「こういうのがいいんですけど」
って、こっちの方から熱意を持って
お話すると、
わりと熱い人なので^^
懐の深い、メガネの達人といいますか。
（僕）-なるほど、お互い変態な部分が噛み合ったんでしょうね^^-
（サコさん）でしょうね、
コイツはちょっと面白いことを提案しても引かないぞ、文句いわないぞ、
逆に面白いことやったほうが喜ぶんじゃないか？
というふうに思われていると感じますし、
もちろん僕もそれを望んでいる部分がはみ出てるのかなぁ（笑）
お互いがそんな空気感なんだと思います。
だって、溶接って！と（笑）
いったいどんな感じになるの？
ってワクワクしますものね。
でも見てください、ちゃんとくっついてるでしょ^^
なめらか。
溶接したっていわなければわからないですよ、これ。
よく鼻あて（パットみたいな）とかをされる方はいらっしゃいますけど、
溶接したメガネを掛けてる人は珍しいですよね。
（僕）-そもそも、溶接してくれる眼鏡屋さんて貴重なんじゃないですか？-
（サコさん）はい、仮に溶接サービスをされてるお店があったとしても、
お金もかかるだろうし、お客さんもお店側もよっぽどモノ好きでないと現実的じゃないですよね、きっと。
僕の場合は値引きもそうだし、
たぶん溶接代も取られてないだろうからですね。
なんというか
いろんな偶然が重なって出会えた１本、みたいなところもありますよね。
（僕）-なるほど、そういう１本のメガネに対する思いというかストーリーがいいですね-
（サコさん）はい、このメガネもそうだったように、
メガネ１本１本には大なり小なりストーリーがあるというか
そういう部分がまたタマランですよね。
メガネ好きであればあるほど、そういう気持ちは大きいのではないでしょうか。
もし僕と同じような気持ちを共有できるかたがいらっしゃれば、
お気に入りのメガネとともに、
それぞれのストーリーを語り合う、という会合って面白そうですよね。
でも、それを例えばファミレスやレンタル会議室のようなところでやってもなんだか価値がない気がするんです。
せっかくならサンボさんのような雰囲気のある空間でやってこそだと思うんです。
だってこの空間って、想像の世界側じゃないですか^^
その会合、いつか実現してほしいなぁ。
あまりメガネをしない僕でも、
想像するだけでワクワクしました！
本当に実現したら、
「実際やりました」⇒
って特集ページを作るのも面白そうですね。
